雨降れない

2007年12月31日 音楽
DREAMS COME TRUE
2007/12/12
「AND I LOVE YOU」

大晦日。
昨晩録画しておいたNHK特集を見た。
ドリカムワンダーランド最終日、国立。

こんな感触は初めて。
映像を見る度、感動が蘇るんじゃない。
心が震える。

正さんの美和ちゃんへの「無償の愛」発言、59。
二人とも素敵すぎる。

本当にココロが震える。

美和ちゃん登場と共に大59の私たちを思い出す。
特に友人はCORE OF SOULの大ファンだったから、
バッキングボーカルのLOVEちゃんへの想いもあったことでしょう。

「雨降れない」
これは、私の中の07年流行語大賞。
天気予報は夜、雨だったこの日。
競技場のスタンド席に座り、開演を待つ間、
友人が言った、「(国立の上)雨降れない」。
あそこは雲覆えない場所だそうだ。
さすが、大学生活、私から会いたい!と行動を起こさせた人間。
この人の発する言葉には毎度感銘を受けるんだ。
次は、お互い28歳か。
その前にアナタの演奏に触れに行きたいのだけれど。

美和ちゃん。
12月になり、Mステ、紅白と息を凝らして見つめていました。
プロ根性に胸が締め付けられました。
こういう時だけ神を持ち出してしまうけど、
どうしてまた私の大好きなシンガーから、
愛する命を神は奪うのでしょうか。
「AND I LOVE YOU」
涙流さずには聴けません。

国立の空の下で聴いた、「空を読む」。
あの感覚は一生の宝。
映画「I am Sam」のサントラ。
ここ1週間で、コンポで何十周したのだろう。
カバーしてるミュージシャンらの温度が良いってのもあるけど、
私の中のビートルズベストに最も近い。
1番好きな曲が入ってないくらいで。
だから、1枚でビートルズを感じたいなら、これ。
ビートルズの音ではないけど。

そう言えば、大学で音楽学部に混じって履修した授業で、
ビートルズの魅せ方も講義の材料として扱われてたっけ。
レコーディングのアレンジをステージで再現できないから、
メンバーが手を振って、オーディエンスにキャーって言わせて、
その場をやり過ごすライヴ映像とか。

2007年のGLAYのツアー初日で、
その光景と重なるものを生で見て、ほほう…と思ったもんだ。
あれはTERUさんの歌詞が飛んだんだったかな。
JIROさんが隙を与えず、客席にペットボトル投げて、
そっちに惹きつけ、キャーという声で埋めるってチームプレイ。

ジョンの命日は武道館。
まぁ、特にジョンのファンという訳ではないけど。
民生・吉井・ラヴサイケデリコ・ボニ―姉…って並びについ。
12月街はクリスマス気分
あちこちから思い出したようにジョンの声
そして俺ときたら何時もこの頃になると
何かやり残した様な やわらかな後悔をする
―SION「12月」―

Love your life

2007年8月12日 音楽
chickenrace
「Love your life」
2007/08/04

ここ1週間、私の部屋で鳴りまくりな1枚。
リリース日に購入してから、
1回もコンポから抜き出しておりません。
今も流れてる。

というか、昨夜J-WAVEで流れてたんだ。
レミオロメン繋がりの友人がmixiにコメントくれてた。
…おい、ケータイに入れろや!!
なんつって。
だって、あたしその番組で何回かコメント読まれてきたし、
マックカードも貰ったこともあるんだよー。
…あ、だから聴いてると思ってたのかな。
http://www.j-wave.co.jp/original/realeyes/
(芋洗坂レコードってコンテンツをクリック、紹介UPされてる)

ワタクシ、その頃ニッポン放送を聴きながら、
被爆2世の福山雅治と、そのリスナーの言葉に耳を傾け、
ヒロシマ・ナガサキ、
亡き祖父の鉄砲で撃たれて曲がっていた指先を思い出し、
私の平和という価値観、グルグル考えていたよ。
(平和主義とは言いたくないかな。思想を混ぜない方がシンプルでしょ。)
世の中、矛盾ばっかり。

さてさて、チキンのアルバムに戻ろ、戻ろう!!

どうやらタワーの限定店舗で、特典をもらえるようで、
うちわとDVD(MV+おまけ)貰いました。
おまけの映像、笑わせてもらいました。
高校時代の記憶が鮮明にドワッてきたね。
イエロー衆の前に出て、笑いをとってる姿と変わらない!!
ありゃ、7年前ですよ。
先輩の運んでくる空気は、ほんと独特で、とても魅力的。

音楽はですね。
これまでとガラッと変わった印象を受けました。
今までのアルバムは耳馴染みのあるチキンレースのサウンドで、
生活のBGMのように、風のように、流れていたんだけども(良い意味で)、
今回は流せなくて、「もう1回!」って聴いちゃう感じ。
相変わらず、ベース、カッコイイね。

変わるものと、変わらないもの、その折り合いが素敵。


ずっとずっと 思い描いたようにはまだ
出来ないことはそう 分かっているから
そっとそっと 流れる風と歩いた
消えはしない道を辿っているんだ

chickenrace 「Southblow」


今の生活、今の仕事、今の自分から、
いつか、ちゃんと抜け出せるのか、
不安になる日々。葛藤する日々。
このフレーズが真っすぐ入ってきた。
Bank Band with Salyu
2006/07/19
「to U」
「生まれ来る子供たちのために」

to You
to Univers
…to U

このジャケットは再生紙を利用しています。触ってあげてください。

たった一行で心温まる。

紛争?平和?環境?格差?貧困?教育?健康?…地球。
Think Globally, Act Locally.…って世間は言うけれど、
Think Locally, Act Globally.…が私は良いと思うんだ。
その方が自然だと思うんだ。

人間は自然を必要とするけれど、自然は人間を必要としない。
とは、よく言ったものだ。
私が思うに「地球のために…」ではなく、
自ずと日々の営みがエネルギーの還元、資源の循環と繋がるのがベスト。

「to U」
2005年5月。共振した。
その夏を見送って、12月にSalyuのソロライヴに触れ、共鳴した。
2006年7月、緑に包まれた会場、幸せに包まれたフェスで共生した。
何がどうとは言いたくない。どうか手にとって。

年の瀬に、ap bank fes’06のDVDが手元に。
桑田さんは言うまでもなく、小田さん、ASKAさん、やはり素晴らしい。

そして、それを超えてしまう「evergreen」の響き。
もちろん伝えたいこと、コトバも素敵だが、
この楽曲の持つスケールは素晴らしい。

今月、MY LITTLE LOVERが再出発を果たし、
AKKOの「evergreen」を観た。涙が出た。感情ではなく、歌が運んで。
彼女の声、10年経っても好きだ。

私の一番好きな色、自然が擦り合って生む音。
永遠の緑を。

水まきしてた 季節が過ぎて
風の香り 変わりはじめてた

緑はやがて 褪せてゆくけど
幹は今も嵐に耐えてる そこに立ってる

誰もが痛み抱いて 迷いも消えなくて
この地球は淋しさ溢れていて 何を求めてる

―MY LITTLE LOVER 「evergreen」―

INOUE AKIRA & M.I.H.BAND
2006/11/01
「wish」
作詞:本田 美奈子.・一倉 宏
作曲:井上鑑
編曲:井上鑑

2005年11月6日、
急性骨髄性白血病で他界した歌姫 本田美奈子.。
その1周忌。

この作品は、井上鑑さんの呼びかけにより、
デモ音源は2005年病床へ。
そして、2006年は私たちのもとへ。

私がラジオから初めてフル音源で聴いた日は、9月16日。
プロジェクトにも賛同した、福山雅治のラジオだった。

バンド名の“M.I.H”とは、“Music Is Hope” 音楽は希望。

本田美奈子.は、私に教えてくれた。
「いつか」を待っていては駄目なことを。
私の誕生日の朝に逝くことで。

私は、ミュージカルが好きで、
小学生で出会った「レ・ミゼラブル」の舞台が大好きで。
だから、焦らなくても必然的に、
本田美奈子.にめぐり逢うと信じていた。

でも、叶わなかった。

4年かけて自分の体の声と相談することも大事だと学んだけれど、
体の悲鳴より、後悔の大きさの方が重いのではないかと思った。

だから、この1年間、私は行動力を上げた。
同世代の人たちには及ばないけれど、私なりに。

大切な音楽に触れるため、積極的に足を運んだ。
独り、部屋で、スピーカーから聴くのではなく、
振動を感じ、音の波に巻かれないと、
私の音楽への想いは満たされないから。

「好きだ」と思ったら、「逢いたい」と思ったら、
【今、行かなくちゃ】。

命を懸けて教えてくれたこと、感謝します。

この歌が、鑑さんの…。山木さんの叩く…。福山の唄う…。ではなくて、
『本田美奈子.の歌、wish』と最終的には呼ばれていきますように。

生きる意味は 生きること
探しながら 迷いながら
生きるために 生きること
かけがえのない日々
ただ抱きしめて

―INOUE AKIRA & M.I.H.BAND「wish」―

YELL FROM NIPPON
「友情のエール」
2006/05/31

http://www.yell-from-nippon.com/

サッカーファン。音楽ファン。誰でもいい。
手に取った人々は何を思っただろう。

歌詞カード。
三浦和良(横浜FC)の4行に共鳴するもいい。
豪華アーティストの羅列に高鳴るもいい。
アフリカ等の子供の無邪気な姿に想いを託すもいい。
そして、同じ平面に並んだ現実を映した写真に何を思う?

私はこのプロジェクトに賛同する。

浜崎貴司のソウルフルってヤツが好きだからだ。

そして、サッカーボールが届けられるだけでなく、
スポーツを楽しめる、遊びの場が存在する、
そんな環境に誰しもが触れられる社会でありますように。






ちなみに、ドイツW杯、見てません。W杯なんて避けたいもんだ。
なぜかW杯の年は、私に重たい荷物ばかり運ばれてくるから。

さらに、現日本代表が全くわからない。
TVで見かける解説者らに興奮する。
井原・武田・北澤・城・小倉・中山などなど。
若い世代は私にゃーわがらんっ!!ブラジル戦?寝るよ、そりゃ。

それにしても…、2時間も手の届く距離に居て、
しかも私の横を通って帰っていた、浜崎貴司。
あの時、「握手して下さい」の一言が声に出せていればなぁ。
福山雅治
2006/05/24
「milk tea」
「美しき花」
「LOVE TRAIN」
「あの夏も 海も 空も」

私のここ10年、週末はいつも、『福山雅治のラジオ』が定番だ。
ラジオの魅力、ラジオ愛、を教えてくれたのは、紛れもなくマシャだ。
ラジオ男・マシャのAM・FMの両番組のリスナーである。

「あの夏も 海も 空も」大好きだ。何年も聴くことだろう。
リスナーの間でもこの曲が最も反響が大きい気がする。
先々週の魂ラジでかな、女性リスナーのこの曲への感想が読まれた。
随分昔の恋に、今も恋しているという内容だった。

そこで思ったわけだ、私は。
私は恋に無関心というより、恋をしているのだと。
それ故、新たな恋と出逢うはずもなかったのだと。

体壊してから、ほんの少し丸くなって、ゆけばゆくこそ、
我がままに突っ走る私をカバーしてくれてた存在だったことに気付く。

遅すぎた。

染みます。マシャの唄は。
翼もないのに飛ぼうとしてた僕を
君はいつでも信じていてくれたね

あんなに笑って あんなに泣いていたね
ふたりでいればなにも怖くなかった

福山雅治「あの夏も 海も 空も」

RADIOHEAD
1997/07/01
「OK Computer」

こんな世界的に支持率の高いアルバム、
たかが私が、内容を問い、ここで述べるまでもない。

最近一番部屋の中で回っているディスク、「OK Computer」。

中学生の私にレディオヘッドを教えてくれたのは、
GLAYである。(あの頃私のUKは専らオアシスだったけど)
このアルバムも当時、彼らのラジオで流されていた。
メンバー勢揃いで横浜アリーナに行った話とか懐かしい。

レミオロメンの「レ」はレディオヘッドから頂戴したことは、有名で。
大学生の私が初期の藤巻亮太の孤独感・無力感に共鳴したように、
大学生の藤巻亮太は、トム・ヨークのそれと共鳴したのではないか。

なぜ今さら?
そう、何故に今さら。

ずっと「Let Down」の響きが付いて回って。
やけにあの世界観を体が欲してしまって。
コンポに入れた。

そしたら、どハマりしてしまった。
「No Surprises」に。

これが私の就活ソングなのか。
今の私の最大のテーマなのか。

no alarms and no surprises.
と繰り返す。

国内盤の解説・対訳をちゃんと読んでみたりもした。
吉井和哉の言葉に頷く。
そして現在の吉井さんの活動は裏切ってないことに魂を感じた。


これが最後の発作だ 最後の愚痴だ
恐怖も驚異もいらない
頼むよ

小ぎれいな家に小ぎれいな庭
怯えることも驚くこともない
平凡な毎日が欲しい

斉藤真紀子「ノー・サプライゼズ」
(誰と限らず「対訳」の言葉の選択は苦手だが、折角なんで)

尾崎テラス 〜あの場所に立ってみました〜
【尾崎テラス】

今日は赤坂で一次面接。
帰りは小田急利用でしたが、
行きはJR渋谷経由で行くことに決めてました。

なぜなら、一度は訪れておきたかった
「尾崎テラス」という地を踏みたかったからです。

ここは歩道橋を渡り次いだ、
渋谷CROSS TOWERの一角にあります。

尾崎の歌碑がファンのメッセージに囲まれています。

ファンの方は私以上にご存知かと思いますが、
楽曲「十七歳の地図」ゆかりの地であります。
尾崎が学生時代(青学高等部)、
学校帰りにこの付近で夕陽を眺めていたのだと思うと、
感慨深いものがありました。

でも、それは、私が函館でGLAYが居た場所を訪れた時とは、
全く逆の感覚でした。心豊かにはなりませんでした。

高層ビルの間、人も交通も忙しなく、空さえも低くて、
ただただ胸が締め付けられました。
尾崎豊の言葉は単なる反抗ではなく、
人間として、生き物として、当然の抵抗だったのだと痛感しました。

テラスからの景色を見据えた私は、息苦しくなった。
そして、目の前の光景が、人間として恥ずかしかった。
『なんてこの国は、地球との共生を欠いているのだろう。』、と。

あと1ヵ月もしたら、
尾崎の命日にギターを持ち寄って、
今年もファンが集うのでしょうね。

私は、一曲だけ、尾崎の「僕が僕であるために」を聞いて、
ここを立ち去り、赤坂へ向かったのでした。

他者でもなく社会でもなく、自分自身に勝ち続けなきゃならないから。
大切な曲です。
     ―僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない―

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
しがらみのこの街だから
強く生きなきゃと思うんだ
ちっぽけな俺の心に空っ風が吹いている
歩道橋の上 振り返り
焼けつくような夕陽が
今 心の地図の上で
起こるすべての出来事を照らすよ
SEVENTEEN’S MAP

尾崎豊「十七歳の地図」

landmark

2005年12月29日 音楽
Salyu
2005/06/15
「landmark」

時の流れを忘れさせてくれる歌声。
いっそ彼女の世界に身を任せてしまいたくなる。
でも素敵な音に出逢えるからこそ、
自分で自分を起こそうとする私である。

私にとっては珍しく、詞を辿らなくても残る作品で。
それは詞が響かないとか、イケてないという判断では決してなく、
シンガーの存在で満足出来てしまうということ。

【Dramatic Irony】大好きね。
映像でしか見てないけど、いつか野外で聴かねば。
もしかしたらこの曲…
来年こそが私の原動力になるのかもしれない。

呼吸

2005年12月23日 音楽
Lily Chou-Chou
2001/10/17
「呼吸」

今日から冬休み。

一昨日は横浜の病院で、
初診でいきなり2本分も採血されるわ、
昨日は授業後は学内セミナーで、19時過ぎの下校寒すぎる。
企業セミナー、毎週聞けば聞くほどつまらなくて、夢が手招きする。

気分を入れ替えようと思い、
取り出したアルバムはこれだった。


岩井俊二監督作品、映画「リリイ・シュシュのすべて」。
この中の世界の人、この世界で流れる歌声。

そんな存在だったLily Chou-Chou。
しかし先日、生でこの歌声に触れたことから、存在が広がった。
私の心に存在するようになった。

好きだなー。

歌のもつ響きが浸透してくる。
いや、逆に私自身が溶けそうになる。

・アラベスク
・愛の実験
・エロティック
・飛行船
・回復する傷
・飽和
・飛べない翼
・共鳴(空虚な石)
・グライド

重いんだけど、さらっと聴ける…
さらっと聴けるんだけど、重い…

【回復する傷】から始まった、私の初Salyuライブ。
そのせいかな、感じるものが強くなった。なんだろ、この感じ。

【共鳴(空虚な石)】が特に好き。
これもAXで聴けたのよね。私ライブ中、別世界にワープしてたわ。
今になって気付く。
--------------------------------------------------
あなたに会う喜び あなたに会う切なさより苦しいのは
まだ私の心の中に 空虚な石が潜むから
--------------------------------------------------
今の私、この2行のまんまだ。



改めてクレジットを読む。

この1枚はUNLIMITED RECORDSがバックにいるのね。
ソニーの某レーベルが廃止されたからってさー、
未だに『なぜにアンリミ?』と思うね。
今は、トイズ所属だからしっくりくるよね。
あ、でも、映画を考えると、トイズ発信じゃ王道だもんね。
でも、Executive Producersの欄に
HIRO INOGUCHI(UNLIMITED RECORDS)
TAKESHI KOBAYASHI(OORONG-SHA)
って並んでるの見ると、うーん…似つかわしくない…。
だって井ノ口さんと小林さんって、すごくカラー違うじゃん!!

ジャケ写は、紀里谷和明氏。
この緑がとても紀里谷さんらしい。鮮明な色使い。
宇多田ヒカルのPV「traveling」が私の中で良い意味の衝撃作。
GLAYのパンフは…1回見てずっと本棚だわ…。



あー、それにしても
【グライド】聴くと、映画が浮かぶ。
しかも冒頭に書いた横浜の病院の待合室で、
偶然ドビュッシーの【アラベスク】が流れたんだよね。
映画を観ると、リリイ<ドビュッシー、の印象が強い人が多いかもしれん。
久々にDVD回してみようかな。
小泉今日子
1991/05/21
「あなたに会えてよかった」

なんとも成長のない日々。
私の中の威勢と弱虫が、また葛藤を始めた。

『オマエ、小林武史の音に触れたくないのか?』
と問い質す。

今朝、電車の中で流したのはこの曲だった。

私が初めて出会った小林武史の作品だ。
と言っても、当時はこの曲が主題歌のドラマを見て、
キョンキョン好きで、音楽番組見ながら一緒に歌っていただけ。

今聴くと、詞の意味もそれなりにわかってさ、
心の中で、じょわ〜って泣いた。やるなぁ、キョンキョン。
平井堅
2005/11/23
「歌バカ」

あ゛〜!!!
レビュー画像がアップされてない!
ジャケット好きっす。

平井堅ちゃん、いいね♪
カラオケ常連王・歌バカな彼の歌声好きさー。
人柄も好きさー。

なのに、2年前のカバーアルバム「Ken’s Bar」しか持っていなかった。

私の平井堅の歌声との出会いはとても典型的である。
95年、デビュー曲「Precious Junk」をドラマ主題歌で毎週耳にする。

00年「楽園」がラジオ局でヘビロテとなり、顔と名前を覚える。
…、で、今日まで聴くこととなる。

でもねー、96〜97年に平井堅の事務所【研音】の会員だった私、
実は会報にずっと居たんだな、平井さんはよ〜。
「楽園」のPVの同事務所の江角マキコさん出演で気付いたんだっけな。
当時、その会報の〈誰この人〉が、現在複数名活躍している。
え?今、手元に無い…。
物置に入れて長いこと触れてなかった為、母が処分していた。
今年になって発覚!!
今やカネになったかもしんないぃよぉ――――。

あ、作品に触れよう。

【LIFE is...~another story~】(2003/05/08)
平井作品の中で、最もグサッと来た曲である。
私の〈これまで〉と〈これから〉をシフトしなきゃと思った
…というか、思わざるを得ない時期に耳に入ってきた曲で。
-----------------------
自分を強く見せたり
自分を巧く見せたり
どうして僕らはこんなに
息苦しい生き方選ぶの?
-----------------------

【キミはともだち】(2004/05/19)
相変わらず好きだな。
今年のJ-WAVE LIVEで聴けて良かった。

【POP STAR】(2005/10/26)
いいね〜。
どポップ、いいね〜。
ここまで歌い上げてくれちゃうと楽しい。
PVはですなぁ…上出来☆

眠れない夜のお供になることだろう。
嬉しい嬉しい。
実はなかなか居ないのよね。深夜に欲しくなる声。
チャゲアスまで遡っちゃうくらい…。
平井堅さん、お世話になりまーす!祝デビュー10周年☆

こいのうた

2005年11月14日 音楽
GO!GO!7188
2000/10/25
「こいのうた」

前回の日記に『恋が欠けている」と書き、
この唄を思い出した。

先日、不思議だな〜って思うことがあって…。

私は17歳の誕生日にNHKホールでこの唄を聴いていた。
その20日後にもZepp Tokyoで聴いていた。

女バンドをやってた者として、
やっぱGO!GO!7188は魅力的で、
そしてベースを持ってた者として、
浜田亜紀子はカッコイイ存在で。

彼女のベースは、男にも勝る程とても動きがあって、
彼女の詞は、とても女性のせつない胸の内をストレートに吐き出して。
(それをバンドで歌うのはユウちゃんなんだけど)

当時彼女らはYAMAHAがバックアップしてたからか、
YAMAHAのベースを使っていて、あのモデルのを1本欲しかった。
でもアッコねーさんと同じ色のはカタログになくてね…。

そして先々週、スペシャでソロ浜田亜紀子のゲスト出演があって。
ロストの海北さんが私のメッセージを生放送で読んでくれて。
そこで満足だったんだけどさ、
これ再放送が日曜にもあんのね。

17の誕生日に観ていたあの人に、私の想いが届けられるのをさ、
22の誕生日に見て、感激というよりも不思議で不思議で。
5年かけて繋がるっていうのが。

私、こういう繋がり方ってとっても好きで。大切で。

「こいのうた」
名曲です。

A Song for ××

2005年10月18日 音楽
浜崎あゆみ
2001/03/28
ベストアルバム
「A BEST」

「A Song for ××」は確か、
初めての、あゆの作詞。(99年)

今日、講義で「A Song for ××」を扱った。
現代の若者の共感する理由。
アイデンティティの不在。欠如。

私は、そうではないと思う。
私の部屋でこの曲が鳴り続いた日々があるから、
そうではないと言える。
これまでの私を確立したアイデンティティはある。
ただ、それを表現し、活かす場面を見つけられないのである。
だから自分をこの詞に重ねるのである。

----------------------------------
居場所がなかった 見つからなかった
未来には期待出来るのか分からずに
----------------------------------

高2の終わりから高3に移るあの春。
激しくもがいていた。
誰のせいでもない。
私自身の問題。

クラスに馴染めなかった。
それを感じているのに分かっていなかった。
バンドを抜けると言い出したのもこの時期。
本当のストレスはバンドではなかった。今はそこに気付いた。

私のパニック発作は先天性だと思っていた。
強いて引き金を挙げるならば、
再発寸前の文化祭しか浮き上がらなかった。

だけど、結果からでなく、順を追って見ていくと、
つじつまが合っちゃうんだよね。
イエローの皆さんには申し訳ないけど。

私は音研という組織に逃げていた。
いや、そのつもりはなく、バンドに没頭してただけだけど、
そこに集中することで、自分の場所があったから満たされていた。

でも、春には刺激的な人物の多かった上の代が卒業し、
上の景色を眺めてはいられなくなった。
梅雨が明け、自分のバンドも幕を閉じ、音研は次の代へ。

もう、逃げられない。
クラスと向き合うしか残されていなかった。

そして、心の迷いに耳を傾ける前に体が破裂してしまった。
警告だったのか。救いだったのか…。

誤解のないよう、もう一度言う。
【誰のせいでもない】
ただ私が順応できなかっただけ。



私と浜崎あゆみ…リンクされにくいと思う。
ルックスに関心ゼロなことは勿論、
正直、この1曲のためにアルバム買ったので、他はよく知らない。
詞も巧みな比喩表現を兼ね揃えているわけでもない。
けれど、彼女の発する陰の要素は惹かれる。
ベタだけど「SEASONS」でも泣ける私である。
今日は、ジョン・レノンの誕生日ですね。

TAKUROや岩井俊二って、命日の12月8日にひっかかるようだけど、
私は、ジョン・レノンというと10月9日なんですよね。
ダコタ・ハウスやストロベリー・フィールズよりも、
やっぱり、リバプールだからかな。

なんて、綴っていると、ジョンのファンのようだけど、
そうではありません。
彼の思想・言動を肯定できない部分は多いですし。

ただ、好きなミュージシャンらを辿っていくと、
ビートルズ、ジョン・レノンに行き着くことが、しばしばで、
30〜50代の現役ミュージシャンを通して、
私にも繋がっているのだと思う。


2005年10月9日。
ずーっと幼い頃から我が家にあった、ガラス越しに見ていた、
【イマジン】というVHSを初めて手に取った。
父が単身赴任から戻るまで時間も無いことだし。
勝手に見てやりました。

先妻とか、その息子のインタビューも入ってて、
「すげーな」とか、そんな見方で始まったんですが、
ジョンとヨーコの出会いのシーンがとても印象的で衝撃的で…。

ヨーコの展覧会で、脚立を上って、虫眼鏡で覗いた天井の壁に
描かれていた文字は「yes」。
ジョンはインタビューで、
その言葉が、「no」「くたばれ」だったら、会場から出ていただろう。
でもそこにあったのは肯定の「イエス」。
と答えていた。

GLAYファンなら知っている、TAKUROの右腕の内側のタトゥー「yes」。
『その時その時の自分を肯定してあげたくて…。』
とどこかで答えていましたよね。
私は今日までそこまでしか知らなかったんですよ。本当に。
実際、GLAYは売れるまでも苦しいし、売れてからもっと苦しかったから。
もっと、あの【赤のyes】は深かったんですね。
実は数年前、オノ・ヨーコ×TAKUROの対談がラジオで流れた時、
小野洋子さん、好感を持てなかったのね。
でも、久保琢郎にとって凄い出来事だったことに、
今更ながら気づきましたよ。


で、1988年に制作されたVHSに戻りますがね。

平和運動の1つの表現でもあった【ベッド・イン】。
有名なので、何度か見てるはずなのに、
「GIVE PEACE A CHANCE」、
ギター掻き鳴らしながら歌われると、その映像にグッとくるね。

最後に…。
最後になぁ〜、このビデオやってくれるんだよ。
エンドロールと共に「IN MY LIFE」。

私、ビートルズでこの曲がとても好きなんだよね。
詞はなんだっていいんですがね、
音と声に根拠も無くホ〜ッとするんです。
この曲聴くために、毎週「恋文」ってドラマ見てたし。

拝啓、真心ブラザーズ。
タイトル借りました。
今年、ジャパンフェスで、歌った「拝啓、ジョン・レノン」。
M-ON TV!頼むから、流してくれ。
知らない方は、ヤフーミュージックで検索して詞、読んでみな。



あっ。
あたし…82年生まれのジョン・レノン、知ってる。
ジョン・レノンって失礼か。
ま、読んでない読んでない。
書いちゃえ書いちゃえ。

拝啓、82年生まれのジョン・レノン。
あなたは私が見た中で、最も足の動きの激しいドラマーです。
どんだけ足上げんだよってくらい、体を縦に揺らす画が、
今も思い出されます。
一言で、あちい(先輩風)。
くれぐれも、カード等の重要暗証番号は誕生日を避けて下さい。
気をつけて下さい。危ないよ!!
ジョン・レノンと同じ限り、10.09の並びは忘れないんで(笑)。
主催者先行やってたのか。
普段スマッシュはチェックしてないからな…
午前中までだったのか。
今、きらきらアフロを見ている私は、はい無理。

明日、いや今日から、ぴあ先行か…。
ん…行くのか私???
どーなんだよ私???

気持ち的には横アリでリベンジ希望だったんだけど。
代々木体育館ってプールのせいか音良いよね。

って今、エッセンシャルのCMでYUKI新曲流れちゃったよ。あー

オアシス行ったら、ミスチル行けないな。

ライヴ1本行くのに、すげー準備いるんだもん、この体。
前日から食事制限、
そして何時にこれ飲んで、何時間後にはあれ飲んで…。
週1でも厳しいね。
週3とかで観てた10代の体が恋しいのぉ。

む〜ん。
生きてるうちに観ておきたいバンドだから、
自分の体を急かさなくていいんだけど。

む〜んむ〜んむ〜ん。
Tribute to the pillows
「SYNCHRONIZED ROCKERS」
2004/09/16

無性に【ストレンジ カメレオン】が聴きたくて。
ナカケーのベース、いいなぁ。

ピロウズの15周年記念アルバム、
手にしてもうすぐ1年経つけど、
頭から全曲順に聴いたの初めてかもしんない。

エルレ、いいかも。いいね。遅すぎ?
いや、原曲がいいのか?
今更ながら気に入ってしまった。

何よりも憎いなコノヤローなのは、
ディスクを取り出すと、
「9 16」
なこと。

[Runners High]ストレイテナー
[Funny Bunny]ELLEGARDEN
[巴里の女性マリー]The ピーズ with クハラカズユキ
[Vain Dog(in rain drop)]noodles
[この世の果てまで]YO-KING
[カーニバル]佐藤竹善
[Little Busters]GOING UNDER GROUND
[Our Love And Peace]SALON MUSIC
[ハイブリッド レインボウ]BUMP OF CHICKEN
[ストレンジ カメレオン]Mr. Children
[Sad Sad Kiddie]YUTA.TOSHI.CHIHO and JIRO’S SESSION (from GLAY JIRO)

Whatever

2005年9月4日 音楽
oasis
Whatever
1994/12/22

素晴らしい目覚めである。
というか、寝てない。

眠れなくて、
3:30から音楽聴きだして、
邦楽オンリーだったんだが、
6時になった時計を見て、
『オアシスだな』
と思って、
『Whateverだな』
って聴いた。

サイコー。

カーテン開けたら更にサイコー。

1時間半この1曲をリピート。
(ほんとは、1回Don’t Look Back in Anger聴いた)

ジャケット綺麗だなぁ。
この1枚は特別なんだな。

初めて買った海外CDではないけど、
初めて買った海外のバンドもんCDである。

FMから流れてきた音が、
私のど真ん中だった。
【音に惚れる】という現象を教えてくれた曲である。
UKロックと呼ばれるものを聴き始めるきっかけ。

月日は流れ、
時は99年高1の文化祭。
高校でバンドを組む気も、
人前で音を鳴らす気も一切無かったけれど、
僅かな時間、ライヴを見ていた。
記憶に残ったバンドは唯一、Jelly Beans。
そして、AV教室を出た廊下で聞こえて来たのが、Whatever。

反対側の出入口付近に座って、
アコギで弾き語りをしている人が居たのを鮮明に憶えている。

『音研いいな』
と思った瞬間であった。

その後、自分がバンドに加入するとは、予想もせず…。


更にその後、
雑誌のこんな対談があった。
ノエル・ギャラガー×タクロー。
TAKUROの髭がキモかったせいで、買わなかったんだよな…。
悔やまれる。


【Whatever】
を聴くと、何かが動き出す予感がする。
いや、一歩踏み出すために聴いているのかもしれない。

ピアノマン

2005年8月23日 音楽
ピアノマン、
ゲイなんだぁ。
自作自演だったとか、
どーでもいーんだけど、
報道される度に
「PIANO MAN」が頭の中ですごい鳴ってたもんで、
これも今日で最後かぁと思い、
5〜6年ぶりにアルバムを取り出してみた。

BILLY JOEL
『ビリー・ザ・ベスト』

この2枚組みのベスト盤は高校の時に買ったんだけど、
「PIANO MAN」
って、なぜか泣き出したく・泣き叫びたくなるというか、
感情が掻き立てられる曲で、やっぱ今日もそうだった。
特に想い出の中にある曲でもないのに懐かしい。
なんでだろ。
私の生まれる10年前の曲なのに。

幼児期にでも我が家で流れていたのか…。

うーん。思い出せない。

でも私の音楽のルーツ、原点として名が挙がるのは、
幼少期から耳にする機会の多かった
■サイモン&ガーファンクル
■ジョン・レノン
■ピーター・ポール&マリー
■井上陽水
■加藤登紀子

どこで出逢ったんだ〜、「PIANO MAN」!!

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