Mr.Children
2002/05/10
「It’s a wonderful world」

彼らのライヴで「overture」が流れるのが好きで、
このアルバムを選んだ、そんな日。

思いもかけず、品川―川崎間で、
「蘇生」で泣きそうになった。

叶いもしない夢を見るのは
もう止めにすることにしたんだから
今度はこのさえない現実を
夢みたいに塗り替えればいいさ

Mr.Children「蘇生」


よく考えればこのアルバム、
全く愛着がない。
タイトルを見ても、メロディーも詞も浮かばない曲ばかり。

なぜなら、2001年の8月から3年間、ほとんどの記憶がないから。
そう、人間の、苦しいことを忘れようとする脳の防衛機能より。

新譜に出合った感覚だった。
「Bird Cage」カッコイイね。すごい好きな音だわ。



あの時、響かず、通り過ぎても、
時を越えて、共鳴する日が訪れる。
それが、音楽の魅力。

というか、響かないこと・後追いすることなんて、よくあること。
曲が足りないのでも、己が足りないのでもない。
単なるタイミング。

DISCOVERY

2005年10月26日 Mr.Children
Mr.Children
1999/02/03
[DISCOVERY]

一昨日からかなぁ。
久々に聴いたんです。
通学電車の中で。

そこで、
『あ、今、私、弱気だな。でも見つけたいんだな、何かを。』
と気づく。
私、音楽によって、その時の精神状態を知らされることが多い。
だから、手放せない。

このアルバムは私の願掛け。
高校受験が終わるまで2週間我慢しました。

【終わりなき旅】
が一番の応援歌であった。

ん?アルバム買ってないのに…
何ルートで聞いてたんだ???まぁ、いい。

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難しく考え出すと 結局すべてが嫌になって
そっとそっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が 登った時 気持ちいいもんな
まだ限界なんて認めちゃいないさ
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おそらく、ここに背中を押された人口は多いことだろう。
入試から逃げて、推薦で法政女子高に行く寸前だった。
本当に逃げないで登って良かったですね。
今はそりゃ、就活の始まりを避けたいですよ。

【Prism】
高校生活の後半で、すごい染みましたね。
特に担任に面談で「仮面着けてる感じ?」って言われてから。
まさしく、この主人公だと思いましたね。
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自分に嘘をつくのが だんだん上手くなってゆく
仮面を着けた姿が だんだん様になってゆく
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【Simple】
まだ見ぬ誰かとの間にこの曲が流れたら…。
私の中で鳴ったら…。
愛だね。
こういう人が居てくれたら…と妄想しながら癒されます。

よくファンサイトで、ベスト3見かけるけど、
私の場合…
1.深海
2.シフクノオト
3.DISCOVERY
フィーリングが合うのはね。
バンドの音としては、I LOVE U。

そしてそして、
ドームツアー追加公演決定の知らせ!!

つい先日、やっぱり11/26行きたくなって、
チケボ覗いてたら、同行者募集見つけたのね。
で、25歳・男、
この人、トゥモネバで手拍子しちゃうファンだった嫌だなー
と悩んでる間に、募集終わってしまい、ヘコんでる最中だったのである。
12/27はちゃんと先行申し込もうかな。
でも土日の方が、グリーン車安いし、空いてるし…。

あと、平井堅。Ken’s Bar。
毎回行きたくてたまらなかったけど、
河口湖だったり、幕張で断念したきたのさ。
今回、ドームか…。あなたさんもかい。

ミスチルも平井堅もドームで観たくないのが本音よね。
キャパもそうだし、彼らは魅せるライブじゃなくていいもの!

私の中で、JUDY AND MARYを越える東京ドームは無い。
Mr.Children
「I love U」
2005/09/21

抜けた。
突き抜けた。
これがファーストインプレッション。

【Worlds end】
JEN―――――――!!!!!!
ナカケー―――――!!!!!!
とイントロから叫ばずにはいられん。
その最中もクールにギターを鳴らす田原さんの姿が浮かぶ。
AMラジオで流れてたからでなく、
1曲目だからでなく、
やっぱこの曲にビビビッと来た感触は間違いでなかった。
バン!!
っとね、桜井でもなけりゃ、コバタケでもない、
Mr.Childrenというバンド単体が体当たりしてくる。
声も詞も要らないさ。
声も単なる音の一部で、バンドが生きてる。

【跳べ】
サビに開かれる瞬間が気持ちいい。
スコーンと。
ものすごく詞に共感する。
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跳べ! 向かい風に乗って 
「どうせ出来やしない」と植え付けた自己暗示を引っこ抜いて
呪縛を解け!
カーペットの上 ソファーの上 思い立った瞬間 そこは滑走路
跳べ 跳べ
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【隔たり】
ストリングスと桜井さんの声が溶け合っていて綺麗だ。
〈たった0.05ミリ 合成ゴムの隔たりを〉
と始まる曲が、こんな音色だとは…。奥の方に染みる。



と、プラスの側面を取り出してみたが、
正直、期待してたよりは、来ないね。
スルメ・アルバムになることを祈るよ。

※黒のプラケースめくると…………。ふむ。そういうことか。

記憶が無い

2005年9月20日 Mr.Children
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人は悲しいぐらい忘れてゆく生き物
愛される喜びも 寂しい過去も
―Mr.Children[Tomorrow never knows]―
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やけにこのフレーズが頭をよぎる
今日この頃。

今年もまた、高校の体育祭の季節が過ぎた。
今年もまた、見に行かなかった。
2001年の体育祭がもっと遠くに行きそうで。
もっと思い出せなくなりそうで。


以前、何年にも及ぶ「うつ」を乗り越えた
高島忠夫が『当時の記憶が無い』
って言ってた。
頷ける私がいる。私もそんな感じ。
想像を絶する世界なのにね。

別のところでも、
『脳には、苦しみや痛みを忘れさせる働きがある』
と聞いたことがある。



私自身、2001年の7月から記憶が朧である。

そりゃ、強烈な発作が起きた状況は、
はっきりと焼き付いているんだけど、
一番大事な瞬間がぼんやりしている。

2002年の浪人時代。
自分に合う抗うつ剤の種類や量がなかなか見つからなく、
その分、薬に虫食まれて…という暗黒時代であった。
しかし、不思議なことに細かい記憶は無い。
でも思い出も無かったから空白でも構わない。
むしろ、人間の脳って上手くできているなと感心する。


だが、2001年は違う。
思い出があった筈なのに、記憶が無い。

それは、とてつもなく悲しい。

先月、友人宅で高3のアルバム見て、
4年後の今年の夏にやっと気付いたんだよね。
【私が居ない】

当時は当時で、
体育祭キャンプはBB泊まりで埋め、
卒業旅行は卒業ライブで埋め、
って上手く自分で十分だと消化していたのにね。

今の私は、3年7組に居なかったことさえ、忘れていた。

(…って書いちゃうと、誤解を招くかな?
 アルバムを見て悲しくなったりしてないから!ね、Eちゃん!)

体育祭のあの1日の記憶が薄いことは、悲しいが、
【私が居ない】ことに悲しくはないのね。
そのことすら忘れていたので¨驚いた¨というのが率直な感情。


きっと、今の大学生活も空白になるんだろうな。
まだ途中だから。

この唄のように〈忘れてゆくことは悲しい〉のだろう。
だが一方で、それに期待していることも事実。

だって、今を、記憶が無いって言える日が来て欲しいから。
そういう将来が訪れれば、体が良くなってるということでしょう?
Mr.Children
12th Album【I ラヴ U】
(ハートマーク↑出ない!)
の収録曲が発表されたぜぃ!!!

まじ待った。
こんなに直前まで
こんなに心配して
こんなに熱い想いで
公式発表を待ったのは初めてかもしれない。

だって、
【四次元 Four Dimensions】
持ってないの!
次のアルバムは、
「ほんとに凄い、完全に越えた」
って櫻井さんが書いてたから。
悩んだ末、SINGER SONGERのアルバムを手に取ったんだよ。

よかったー。ほんとに良かった。
『ランニングハイ』
が入らなかったら、
どこに感情をぶつけていいかわかんないもん。

このシングルは、シングルと言えないほどの顔ぶれだけど、
4曲の中で、やっぱ『ランニングハイ』なんだよ。

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甲「理論武装で攻め勝ったと思うな バカタレ!」
乙「分かってる 仕方ないだろう他に打つ手立て無くて」
甲「威勢がいいわりにちっとも前に進めてないぜっ」
乙「黙ってろ!この荷物の重さ 知らないくせして」

向こう側にいる内面とドッチボール
威嚇して 逃げ回り 受け止めて 弾き返す
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私の心の内、そのままだ。1mmもぶれてない。
そして、音が好きだ。
ミスチルのこっちの部分、好きだ。

今、ここ数日コンポに入れたままだった
アルバム【Q】が流れている。
これを聴きながら9月へ変わったところで、この知らせ。
最高である。

JENさんに逢いたい。なんだか。
一見お調子者だけど、奥に繊細な何かを持っているJENさん。
それが指先からスティックへ伝わって、音に返ってくる。
技術的なことはわからないけど、人間味がある。体温がある。

過去に2度LUNA SEAを観て、真矢すげぇーって思った。
すごいハリのある音だった。日本一って思った。

でも私には、JENの音がしっくり合う。

明日からドームツアーの先行エントリーが始まる。
東京ドームかぁ…。
遠いなぁ。

Over

2005年3月1日 Mr.Children
Mr.Children
1994/09/01
『Atomic Heart』

94年。小5かぁ。
自分のお小遣い持って、
一人でCDショップ行って、
私が初めて買ったCDである。

すでにミスチル人気沸騰期であり、
どっちかというと私は一歩引いてた。
しかし、アルバム最後に入っている「Over」を聴いた瞬間
ドカンとミスチルの魅力にハマってしまった。
もっと言うとバンドサウンドに目覚めた1枚である。

で、なぜ今日このレビューを書いてるかというと
ヤフーにこんなトピックが!!

【男女1000人に聞いた!
 失恋した時に聴きたい曲NO.1はこれ!】
 音楽誌oricon styleが行ったリサーチによると、
 失恋した時に聴きたい曲ベスト1は
 女性が宇多田ヒカル「First Love」、
 男性がMr.Children「Over」という結果になった。

おぉ〜、この国もまだ捨てたもんじゃない。
最近の売れ曲は痛いミュージシャンばっかだからさ、
ちょっと安心した。

ま、実体験と重ねて惚れ込んだ曲ではないのだが、
(だって当時小学生だもん。)
「Over」のせつなさはガキにも伝わるほどのものだ。
声・詞・サウンド・構成
すべてのバランスが摂れてるんだよね。

失恋ソングとして泣きながら聴くのもよし。
だけど私の場合、頭ん中を空っぽにしたい時に聴く曲。
無条件に心が洗われる。
そして今、日記書きながらも部屋に流れている。
強張ってた筋肉が解されていく感覚である。
名曲!!!
シングル曲ではないことが更にね。
私は10歳の頃から、
ミスチルの「星になれたら」を聴き続けている。

J−WAVE、午前2:55
只今この曲のリクエストがかかってしまったー。
オチケンさん、
私はレミオロメンのプレゼントの時に
名前を読んで欲しかったのに・・・。
こりゃ今日も当選しないとみた。

受験生や不安を抱えながら挑戦してる人に送る曲という
お題についつい反応してもーたー。

ということで、記念にプッシュ理由を載せておく!

「長く助走をとった方が より遠くに飛べる」
というフレーズが背中を押すからだ。
即席の結果ばかり求めるのはバカバカしいと
思わせてくれる。

実は受験生の為なんて関係ねぇ。
あたしが好きなんだよ!
そして、デビューしたてだから、
必要最低限の音だけで演奏されてて
心がフラットになるのである。
今も行き詰ったらこの曲を取り出すのさ。

3浪中のミスチルファンよ!
最後の大学受験全力で駆け抜けて〜!!
キミの歌声は桜井和寿の次に
ミスチルが似合う!
うますぎ!!また聴ける機会がありますようにぃ〜☆
大賞おめでと。

1994年にミスチルが大賞受賞した翌年から、
レコ大に全くもって興味を持てなかった。
彼らが受賞式を欠席したことから、
次からは、出席者の中からの大賞選出だったから。
ま、そのおかげでGLAYは貰えたんだけどもね。

けど、10年ぶりの受賞に
数週間前からワクワクしてた。

ファンの間では、イノセントワールド歌うかも・・・
との声も上がっていたが、
2回とも「Sign」。

でもイイんです!!

音を奏でる姿を見るだけで、幸せな気分を味わえるんです。

この曲を初めて聴いたとき、
いや、詞を詠んだ時、衝撃が走ったのを覚えている。

「育たないで萎れてた新芽みたいな音符(おもい)を」

この一行。
私には生み出せない。
『♪』←八分音符を見てこんな表現で綴れない。
桜井和寿すげーって思った。
ビックリして、桜井さんを呼び捨てした。
心の中で。

そして、このバンドが好きだと改めて思った。
4人それぞれの持ち味が合わさって、
とても温かいものを創り上げている。


それにしても、
JENさん爽やかだった。
髭も髪も。
小汚さがけっこう好きだったりするが、
爽やかもアリだね。
タイトルは、16日朝日新聞夕刊のGLAYの記事の見出しである。
今日のテーマはずばり「笑顔」。

左のジャケットはMr. Childrenのシフクノオト。
〈至福の音〉〈私服の音〉
毎夜、暗い部屋のベッドの中で聴いている。

アルバム収録曲では「花言葉」が心地よい。
切ないんだけどね。
喜怒哀楽では「哀」が好きな私だから。

最も心に残った詞は「PADDLE」。
(桜井和寿サマ、ここに引用することをお許し下さい。)

『良い事があってこその笑顔じゃなくて
 笑顔でいりゃ 良い事あると思えたら
 それが良い事の 序章です』

中1の終わり頃、クラスメイトに・・・
クラスメイト???つーか、なんだろな。ま、いいや。
「いつも笑ってるよね。」
と突然しみじみ言われたことがある。

高校に入りこの言葉に足を止める場面が多くなった。
特にここ3年くらい心底笑うってことは無だ。
時の流れは恐ろしい。

いつも笑ってると言い切ったアンタ!
浪人中一年間、予備校で眼も合せず知らん顔で無視し続けてすんませんでした。
この場を持って詫びよう。
しかも高校の友人に「あの人授業中ティバのことチラチラ見てたよ。」って怪しまれてたのよね。
ほんとすまん。
あたしが変わっちまったのさ。
あの頃の笑顔のままの人間じゃなくなっちまったのだよ。
(・・・って、君!このDiaryNoteの存在どころか携帯番号すら知らねぇべさ!)

小学校の卒業文集のなんでもベスト3で(←人生遡り過ぎ!)
女子部門、
☆面白い人1位
☆笑いが止まらない人3位
☆よく叫ぶ人3位
さらに運動会では大声で踊ってる応援団。
ギャグなあたしは何処へ・・・誰か探してくれ!

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