舞鶴LIVE2006　＠鶴岡八幡宮

2006年10月27日 LIVE

鶴岡八幡宮奉納ライブコンサート
〜舞殿修理竣功記念〜
「舞鶴LIVE2006」

久しぶり、鎌倉は鶴岡八幡宮。
今宵のステージは、その昔、静御前が舞を披露した舞台。
新しい漆の艶、ライトアップ、そして三日月。風情在り。

私は、椅子席も確保できる整理番号だったんだが、
立見になった人たちが、参道の大階段に誘導されているのを発見し、
敢えて、そちらに移動。だって、正面で見たいじゃない！！
その機転、結果は大正解。

【SEASONS】
音大生中心女性ユニット。
ヴァイオリンのアンサンブルに酔う。
若さあってか、とてもスタイリッシュで素敵。

【司会進行：森山良子】
MCだとは知らず、頭からの登場にテンションUP。
自分のステージまではカジュアルな衣装で、良子ママ可愛い。
本日の音楽監督は、あの武部聡志氏。
武部さんも鍵盤フルステージで感無量。
てか、司会を…とふって2曲歌っちゃう演出ナイス。

【絢香】
「あたし声量あるのよ〜」みたいな歌声、実は好みではなく、
やっぱりそういう歌声だったんだけど、なんか涙が。
10代であのMCは貫禄あったなー。

【一青窈】
今年2度目の窈さん。いやー、泣けます。
彼女の時間はほぼ、瞬きすると涙が落ちるという状態。
感動してるとか考える前に勝手に流れるので、もう垂れ流し。
「ハナミズキ」は何度聴いても突き刺さる。

【森山良子】
今日、一番聴きたいと思っていたのは、
良子ママの「30年を2時間半で…」。
TVで2回見たけど、やっぱ生でなきゃ！！と思っていたの。
やーってくれたよ、幸せ。
やはり、デビュー40周年のシンガー、魅せるね☆☆☆。
歌唱力だけで圧巻なのに、MC一言一言も素晴らしい。
「さとうきび畑」は、彼女一人、ギター1本で。
ギターも流石、あの右指の動きが忘れられない。

【森山良子・一青窈・絢香】
「涙そうそう」。まさに、―歌姫、舞う。―
彼女たちは静御前？
今宵、2時間、夜空に負の力を吸い上げてもらい、
浄化していくかのような音楽とのふれあいであった。