ap bank fes’06
自分の心の壁を越えられなかった、
外から眺めるだけのap bank fes’05から1年。

ap bank fes’06、
このチャンスを逃がしたら自分に負けると思い、
私は6月から体力づくりまでして参加したのであった。

当日午前中に予定が入り、掛川に着いたらもう13時。
フードエリアをはじめとした融資先の活動などは、
見る余裕がなかったことは本当に悔やまれる。
なんせ、もともと地球環境に関心のあった私は、
学問のなかでも核として扱ってきたのだから。



では、せめて7月15日(1日目)のライブエリアだけ。

Aブロックだったため、入場にも一番時間がかかる。
ブロック内に滑り込んだのは14時、開演時刻。

【Opening】
「やっときたー!!」櫻井さんの第一声。
表情はすでに幸せに満ちていた。
小林武史×櫻井和寿、アンプラグドで1曲披露。

【レミオロメン】
「春夏秋冬」でスタート。
38℃といわれる猛暑のはずが、いや確かに暑いのだが、
曲が流れた瞬間、つま恋が柔らかな風に包まれていく感じが肌に伝わる。
「粉雪」。昨年、桜井×藤巻の対談で、
『粉雪ってやわらかい言葉をどうして叫ぶのか』と突っ込まれていて、
藤巻くんも困惑してたし、私も確かにそうだと思った。
まして、炎天下に似合うはずはないとも。
しかし、『こなぁ〜ゆきぃ〜』がシャウトだからこそ、
真夏の野外にも響くのだと感じた。
季節はもちろん、あらゆる柵を超えるエネルギーを放っていた。
そして、彼らの演奏は淡々と黙々と過ぎていった。
レミオロメンらしさだろうな。去り際、櫻井さんとハイタッチ!!



【Bank Band whit Great Artists】
[Bank Band]!!!!
小林さん、櫻井さん、ステージは違えど、拝見したのは各々3回目で、
そこに!さらに!亀田誠治さんと、四家卯大ストリングス!!!
こんなに素晴らしいミュージシャンを一度に見ていいんですか?
特に後者のお二方は、ずっと歌詞カードのクレジットで眺めるだけでは?
と思うほどの存在だったから、ほんと夢のよう☆

「星のラブレター(THE BOOM)」自然とリズムに乗ってゆく。

[コブクロ]
今日は櫻井さんとの3人組。いいハモリだ♪
ミスチル大ファンのコブクロ、満足そう〜。
ただ、ただね、ステージ上でそんなラブコール送んなっ!
櫻井を讃えるだけ、イエスマンだらけのフェスにはなって欲しくない。

[BoA]
ん〜、芸能人見ましたって感じ、はい。脳の休息により記憶が…。

[Salyu]
最も素晴らしい歌声だったのが、彼女だ。
Salyuの登場前に、櫻井さんが会場に「みんな座れるかな?」と促して、
ベストな聴き入り方ができた。とても惹き込まれる。
本当に貴方の歌声は『母性』、大好きよサリュちゃん♪

[一青窈]
今までじっくり聴いたことはなかったのだが、
一青窈さんの歌の力に、思わず私の目尻には落ちそうな涙が。

[Bank Band]
「SOMEDAY(佐野元春)」佐野ロック、名曲中の名曲。
櫻井さんが会場に任せる『サムデイ!』。
私は気持ちよく声を放った。
ちなみに中学生の私にこの曲を教えてくれたのはGLAY。

[ポルノグラフィティ]
登場から多くの歓声が上がり、『え?こんな人気あんの?』と思った。
でも、その疑問は見事に打ち消された。
彼らはライブバンドだったんだ。漲るパワーが煽る煽る。
昭仁さんと櫻井さんの疾走感に乗った声の掛け合いが、気持ちイイ!

[GAKU-MC/桜井和寿]
「手を出すな!」ステージ上もステージと会場も凄い一体感☆
GAKUさんユニフォーム気合入ってる〜!!
サッカーボールも客席へ蹴り込む、蹴り込む!!
コーラスのSalyu&一青窈も楽しさ弾けてたっ。

[忌野清志郎…不在のため、櫻井ボーカルでBank Band]
「雨上がりの夜空に(忌野清志郎)」、藤巻くん投入。
ギター&コーラスの藤巻くんの所へ、櫻井さん。
片寄せて、ひとつのマイクで唄う姿が、たまらなくテンション上がる。
私、この日のなかで一番ノリノリで一緒に歌ったよ。
清志郎と共に唄える日を待っています。フェスで清志郎とこの歌を!!

「休みの日(JUN SKY WALKER(S)」
初めて耳にしたんだが、音も言葉も耳馴染みがよく、
素敵な曲に出会ったなと思った。

「evergreen(MY LITTLE LOVER)」
マイラバやるんだったら、AKKOも出してくださいよ、夫・武史さん。
AKKOの声好きなのよ、それに釣られて「深呼吸の必要」観たくらい。



【Mr.Children】
イントロ…「HERO」だぁぁぁ!!もう胸いっぱいにさせる気か!!

そして、とても素敵な、大切にしてゆくであろう曲に出会った。
「彩り」。
涙が一粒こぼれ落ちたら、それからはもう止まらなかった。
こんなにライブで、涙が溢れ続けたのは初めての体験だ。
悲しくて泣いたんじゃない。
ちっぽけな私を肯定してくれるようで有り難かった。

「掌」この曲は、ぜひライヴで聴いて欲しい。
「ストレンジカメレオン(the pillows)」聴けて嬉しい。
「Sign」桜井さんのキュートなミスで2度楽しめた♪

ミスチルを3回しか見てなくて言うのもなんだが、
一番良かった。
3回目でもそう言い切れてしまうのは、
メンバー全員が、こんなにはしゃいで、終始笑顔で、
体が「楽しい!!」って言ってるのがよく伝わってきたから。
ワンマンでないのに、私の中の1位を塗り替えるかもな……。



【アンコール】
40曲聴いた後の締め括り、
「to U」。
この曲が聴きたかった。
どうしても、生演奏で聴きたかった。
1年前、NEWS23で披露された衝撃。
その年の瀬、Salyuのライヴで共鳴・共振した悦び。
そして、フェスに包まれて、共演者が歌い上げる余韻がまだ残っている。



2001年4月、坂本龍一氏の地雷ゼロ。
坂本氏とTAKURO(GLAY)によるArtists’Power発足。
勉強会を重ね、小林武史がAlternative Powerとの意味を加える。
Artists’Powerから派生したap bank、幸せなフェスをありがとう。
グッズは勿論、チケ代わりのリストバンドまでエコに拘っている。
本当にこのフェスはゴミの分別を徹底している。
そして会場は、ゴミひとつ落ちてない。


僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑

「彩り」Mr.Children(作詞作曲:桜井和寿)

コメント

でゅん
でゅん
2006年7月23日22:44

お久しぶりです^^
FES、参加できて良かったですね!私もいつか必ず行きたいです!ほんとになんて豪華キャストなんだろう。。

ティバ
ティバ
2006年7月26日22:28

豪華ですよね〜☆私に体力があれば、3日間通しで参加したかったくらいです!!小田さん・ASKAさん・桑田さん……、若手に弱い私にはこのベテラン勢はたまらんです♪

私はRSRにいつか行きたいです、北の大地で音楽と戯れたい!

お気に入り日記の更新

日記内を検索