2006年7月15日。
私は、新幹線に乗った。シャトルバスにも乗った。
目的地は、ap bank fes’ 06 @つま恋。

此処は昨年の私には行けない場所で、
チケットの手配すらしなかった。
でも、来年こそは……と密かに思っていた。

私の3つの願いが叶えられるはずだから。

1.10代半ば、夏フェス巡りを夢見てた。大空と緑に囲まれて。
2.日常を保つのに精一杯の大学生活、非日常の想い出が欲しい。
3.守るではなく攻める感覚を取り戻したい。呼び起こしたい。

だからと言って、終始期待と希望に胸が躍っていたわけではない。
何度もチケットを手放そうと思った。
同日にキャンセル不能の別の予定も舞い込んできてしまったし。

でも言うんだよチケットが、
「その手を離さないで」って。
「あなたが逃げ出さないように、最前中央ブロックを贈ったのよ」って。
「他の誰にも渡さないで、あなたが握って会場に来るのよ」って。

そして何よりも、私自身が前へ歩き出す私に出会いたかった。



旅を終えてしまえば、
(フツーの学生は海外だろうが、
 片道30分の在来線+1時間の新幹線+20分のシャトルバスは、
 私にはそれはそれは大きな旅である)
ロマンスカーとグリーン車に乗り慣れてきたお陰か、
あまり大差はなかった。
対面する在来線のがよっぽど苦手かも。急行乗れないし。
やっぱ再発してから新幹線ノータッチだったから拒否反応が強くないのか。



フェスのライブエリアに関しては、また別個でup予定。
「行って、帰ってくる→大成功」の意識が強かった為、
精神的にも時間的にも吸収しきれなかったものも多々あるが、
「行って、帰ってくる」って、私にはすごい大事だから。
内容を満喫するのは、まだまだこれからだろうね。


まずは、
きっかけをくれてありがとう、と言いたい。
導いてくれてありがとう、と言いたい。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索