尾崎テラス 〜あの場所に立ってみました〜
【尾崎テラス】

今日は赤坂で一次面接。
帰りは小田急利用でしたが、
行きはJR渋谷経由で行くことに決めてました。

なぜなら、一度は訪れておきたかった
「尾崎テラス」という地を踏みたかったからです。

ここは歩道橋を渡り次いだ、
渋谷CROSS TOWERの一角にあります。

尾崎の歌碑がファンのメッセージに囲まれています。

ファンの方は私以上にご存知かと思いますが、
楽曲「十七歳の地図」ゆかりの地であります。
尾崎が学生時代(青学高等部)、
学校帰りにこの付近で夕陽を眺めていたのだと思うと、
感慨深いものがありました。

でも、それは、私が函館でGLAYが居た場所を訪れた時とは、
全く逆の感覚でした。心豊かにはなりませんでした。

高層ビルの間、人も交通も忙しなく、空さえも低くて、
ただただ胸が締め付けられました。
尾崎豊の言葉は単なる反抗ではなく、
人間として、生き物として、当然の抵抗だったのだと痛感しました。

テラスからの景色を見据えた私は、息苦しくなった。
そして、目の前の光景が、人間として恥ずかしかった。
『なんてこの国は、地球との共生を欠いているのだろう。』、と。

あと1ヵ月もしたら、
尾崎の命日にギターを持ち寄って、
今年もファンが集うのでしょうね。

私は、一曲だけ、尾崎の「僕が僕であるために」を聞いて、
ここを立ち去り、赤坂へ向かったのでした。

他者でもなく社会でもなく、自分自身に勝ち続けなきゃならないから。
大切な曲です。
     ―僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない―

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
しがらみのこの街だから
強く生きなきゃと思うんだ
ちっぽけな俺の心に空っ風が吹いている
歩道橋の上 振り返り
焼けつくような夕陽が
今 心の地図の上で
起こるすべての出来事を照らすよ
SEVENTEEN’S MAP

尾崎豊「十七歳の地図」

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