2004年、私がもらった最高の言葉は
「逢ってみたいなって思わせる力があるよ。」

11月も終わる頃、
某CDショップにバイトの履歴書を送るか迷ってる最中、
なんとなくRADIOHEADの『the bends』を手に取った。
タイトル曲である「the bends」の最後の一行がなかったら、
私は、冒頭に書いた言葉をもらえなかったんだと思うと、
レディオヘッドよくぞやってくれた!!
と感謝の気持ちでいっぱいである。

その一行を引用させてもらいましょ。
「i want to live and breath
i want to be part of the human race.」

(対訳の斉藤さんの言葉を使えば
 『俺は生きたい 息がしたい
  人間社会の一部でいたい」 だそうだ。)

携わりたい職種でありながら、
環境の変化に臆病になる自分と
賃金を貰うプレッシャーに押しつぶされて終わるとこだったが、
この曲が私に履歴書を投函させた。

数日後、面接がしたいとTELが入り、
訪ねてみると、
「約50通応募来たんだけど、面接するのあなたともう一人、合わせて2人だけなんですよ〜。」
と言われ、一瞬にしてやりたくないと思った。
一昔前なら、おっしゃー!!!!
だったけど、今は荷が重過ぎる。

で、都合の良い事に
もう一人の面接まで辿り着いた人は、
週5勤務できる人だったから、
体をセーブしたい私は立ち向かう気もなく、
採用話は流れた。

けど、面接の時に
「何で私が最後の2人に残れたのか?」
と尋ねたところ、
店長さんは、他の50人よりも私の履歴書と
今まで触れてきた音楽や接し方、そしてこれからを書いた自己紹介に力があったという。
「逢ってみたいなって思わせる力があるよ。
 すごい大事なことだよ。」
って言われた。

有り難いお言葉グランプリである。

バイトの件は流れたけど、
2/50に入れたこの機会はでかかった。
やっぱ、未知の世界に一歩踏み出すのは大切だ。

結果は何もないんだけど、
自分のやりたい道を信じてもいいのではないかと
少し思うことができた。

こないだも、
レミオロメンのテンポ126の曲は何でしょう?
って、正解者57/523の57に入ってみたり、
(音を奏でたことあれば誰でもできる問題なんだけどね)

音楽の流れる場所に居たいと思うのである。

は〜、
今年もあと30分。
え〜、22時からラジオ聴いてるのだが、
このままカウントダウンライヴの生中継を聴きながら、
独りで年越します。

はい、これ読んで寂しいと思ったアンタ。
アポね。
寂しかないよ。
会場に行けなくても、ラジオが救ってくれるのさ。

さ〜てと、大晦日から早起き4連勤。
生中継聴いて寝よ!

あばよ、2004年!!!!!!
(by柳沢慎吾風)

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